急性胃腸炎とは、細菌やウィルスなどへの感染によって、胃腸の粘膜に炎症が起きる疾患です。腹痛・嘔吐・下痢などの症状が現れます。
※当院への受診の前に、嘔吐や下痢があった場合、その嘔吐物などの写真を撮ってきていただけると、潜血の有無などがわかりやすくなり、結果判明や重症度の判定が早くなります。ご協力いただけるとありがたいです。
細菌やウィルスの感染以外にも、辛いものなどの刺激物や、飲食物の取りすぎからも似たような症状が出ることがあります。また、ストレスからくる胃腸炎も、見分けがつきにくいです。非ステロイド系の消炎鎮痛剤(NSAIDS)や、抗生物質などの副作用によっても、同様の症状が出ることがあります。
原因が細菌感染であると特定できた場合は、抗菌薬による治療を行います。ウイルス感染の場合は、整腸剤や吐き気止めなどの薬を用い、自然に治ることを待つこともあります。
当院では、血液検査を院内で行っており、数時間で結果が判明します。原因の特定や重症度の判定が迅速に行えます。
血液検査を含めた検査を院内で行っているため、原因の判明が早く済みます。当院では専門分野の違う医師が複数在籍しているため、医師間でも連携を取り、いち早く適切な医療をお届けします。
・血液検査(血算)
血液検査の中でも、赤血球や白血球の数を検査することが出来ます。
体に炎症が起きていないかどうか、貧血気味でないか、血球の数におかしなところはないか(白血病等の有無)などを測定することが出来ます。